
山形県尾花沢市にある銀山温泉は、テレビドラマ「おしん」の舞台になったり、一部では「千と千尋の神隠し」のモデルではないかといわれています。
温泉街自体はこじんまりとしていますが、大正時代に建築された木造三層、四層の旅館群が銀山川を挟んで両側に並ぶさまは圧巻です。
日本全国に木造三階建ての旅館はいくつかありますが、これだけ良い状態でいくつも保存されている地域は日本でここだけです。
いつの季節もよいですが、冬の豪雪期に囲まれた温泉街はひときわ美しく、2月はどこの宿も繁忙期で宿泊予約を撮ることが難しい状態です。
積雪地域は冬の集客に難儀するものですが、雪を逆手にとった新しい観光のかたちを模索してほしいものです。
※山形県尾花沢市・銀山温泉