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留萌線増毛駅の廃止に、増毛町の未来をみた

廃止直前の留萌線増毛駅間を赤い列車が行く

留萌線増毛駅ラストラン


増毛駅の廃止に増毛町の未来をみた

「私も汽車通でした。」

そう語りだしたのは、留萌本線増毛・留萌間が12月5日に廃止となった地元増毛町の堀雅志町長(62)だ。

町長は高校時代、毎日増毛駅から留萌線に乗って留萌高校に通学しており、以降も鉄道ファンを自認する。
列車通学者を「汽車通」と呼ぶが、往時は1列車に180人もの留萌高校生が汽車通していたが、廃止時点ではバス通学がほとんどで汽車通はゼロだ。
ニシン漁の衰退に加えて鉄路の廃止となれば、町政も疲弊しきっていると思っていたが、町長は「増毛が全国的に注目されている今だからこそ、増毛の食や文化を積極的に発信していきたい」と晴れやかな笑顔で話す。自身も増毛の情報をブログで毎日配信するなど、「増毛愛」に溢れ、生まれ育った増毛が好きで好きでたまらないといった印象だ。

確かに町内には築百年近い歴史的建造物が往時のまま活用されており、旅行者が集まりやすい古い増毛駅は今後も観光情報の発信基地となるだろう。

廃止が近づくにつれ、全国から鉄道ファンが沿線に訪れ、日本海の眺望が楽しめる車窓を楽しんでいた。町長もカメラ片手に沿線を歩き、「撮り鉄」を楽しんだという。

4日午後8時過ぎ増毛駅発の超満員の最終列車には、沿線住民も含む約2400人が駅前に集い、最後の出発を列車が見えなくなるまで手を振って見送った。

留萌線は今日で最後だが、増毛町の新たな歴史が明日から始まる。増毛愛に富んだ町長と町民とともに、これからの増毛町を静かに応援していきたい。

日本海を背景に廃止直前の留萌線が行く

留萌線増毛駅間の廃止を惜しむ人々
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