
北海道芦別市の宝来軒といえば、芦別名物のガタタンや、メガザンギ丼が有名で、旭川市から1時間かけて通ったものでした。
その宝来軒が昨年閉店したものの、新たなオーナーのもと、新宝来軒として再オープンしました。
午後5時、玄関に入ろうとすると男性とすれ違うものの、一瞥もせずに立ち去ったので客かと思いましたが、その直後、当該男性は厨房に入り店主と分かったのでした。
その後、常連を含め数名の客が入店しましたが、店主は我関せずといった雰囲気で、まったく接客をせずに調理に専念しています。
地方の食堂ですから多少のコミュニケーションがあっていいものと思いますが、まったく愛想のない店主にがっかりです。
これでは、せっかく宝来軒から引き継いだメニューも台無しだと感じます。
それでも、ガタタン料理やメガザンギ丼は健在で、新たに「豚の華」という料理も目を惹きます。
ボリュームのある料理ですが、いわゆる豚丼ではなく、バラ肉を使っていますので、肉の半分は脂身です。
もっとも、もたれるような脂っこさはなく、量としては満足していただけました。
ホスピタリティの低さに星は減らしています。
※北海道芦別市 「新宝来軒」 ★★☆☆☆