美瑛の丘にも春がきました。

春近い美瑛の丘

北海道・美瑛町の丘陵地帯にもようやく春がやってきました。

融雪剤の散布の跡は写真としては美しくはないですが、これも農村風景の春の風物詩のひとつです。

紋別市のオホーツク海の恵み豊かな海鮮丼と海鮮釜飯

オホーツク海の海鮮丼

ホタテ漁の水揚げとブランド化が好調なオホーツク海側ですが、今回は海に面した紋別市で海鮮丼を堪能してきました。

海鮮丼はホタテをはじめサーモンなど十数種類が乗る贅沢なもので、通常1,620円(税込)のものを2,160円相当でオーダーして作ってもらいました。
ランチで食べた滝上町のホタテ丼もそうでしたが、ここのホタテも大変おいしくいただきました。

オホーツク海の海鮮釜飯

海鮮釜飯の「北海釜飯」も、海鮮そのものの出汁が効いたとても優しく上品な味で、調味料・添加物漬けの釜飯とは雲泥の差です。

旭川市内からは旭川紋別自動車道が開通したこともあり随分短時間で行くことができるようになりました。
車では2時間半強ですし、旭川駅前からバスも通っています。
紋別市ではほかにもたくさんの美味しいお店を紹介していただきましたので、これから何度でも訪れてみたいと思います。

※北海道紋別市 「海鮮遊食 Rin」 ★★★★☆

第9回 裁判で真実は明らかになるか 2015年8月号掲載

 第9回目は裁判のお話です。

 テレビドラマでは、裁判で真相が明らかになり真実や正義が勝利するようなイメージがありますが、現実には、裁判所は真実を明らかにする場ではありません。
 裁判では、原告と被告がそれぞれ主張をして、裁判官が両者から提出された書類の証拠や出頭した証人に基づき、どちらの主張を認めるかを決定するだけです。そもそも裁判官には超能力はありませんから、原告と被告どちらが本当のことを言っているか判断できません。
 ですから、嘘をつくのに長けた弁護士がいれば、その弁護士の主張が通る可能性もあります。「真実はひとつ」でも、正義が勝つとは限らないのです。

 私は今年2月に乗用車を運転中、町委託の除雪業者の除雪車に衝突されました。
 この除雪車はあろうことか、深夜の時間帯に反対車線を逆走しながら、相当なスピードで道路右側の雪壁を吹き飛ばしながら走ってきました。私は当然、自分の走行車線を走っていましたが、お互い見通しが悪く反対車線を逆走してきた除雪車に気付かず衝突しました。正面衝突は避けられましたが、普通乗用車の十倍以上の除雪車に衝突された私の車は即時廃車となりました。

 除雪車の運転手はその後、弁護士を通じて、私の車が反対車線にはみ出したので私に100%の非があると主張をしました。当時の事故現場の写真を見ても、除雪車側の車線に雪は皆無でアスファルトが露出しており、対照的に私の車線が積雪で覆われていたこと、私の車線に除雪車のタイヤ痕があること、私の車線の左側に除雪の跡があるなど、除雪車側が反対車線を逆走してきたことは明らかなのですが、それでも嘘をつき通そうとしています。

 弁護士法第1条には、「弁護士は…社会正義を実現することを使命とする。」とあります。裁判はまだ始まったばかりですが、この弁護士の言動を見ていて、彼が実現を目指すのはカネのためであれば明らかに矛盾した嘘をついてでも勝訴を得るという自己満足のように感じます。

 法律は弱者救済のためにあるものですし、困ったときに頼りになるのが弁護士ではありますが、一方で、正義や真実に対する最大の脅威はいまの司法制度や一部の弁護士にあるのかもしれません。

 お客様からご相談を受ける際に話を聴きながら、相手方の不正や理不尽な言動に私も心が痛むのですが、法律ですべて解決できるわけではないことをお伝えするのは、法律隣接職としてやりきれない思いですが、相談者にできるだけ寄り添うよう努めています。

第8回 創業の前に考えるべきこと~顧客ターゲットを絞る~ 2015年6月号掲載

第8回目は創業についての心構えのお話しです。

 これから会社やお店を始めるときのご相談で、必要な経営計画や事業計画のほか融資や補助金の相談を多く受けます。
 相談者は、長年会社を勤め上げ私よりはるかに人生経験豊富な方が多いですが、相談後はほとんどの方に「今までこんな(知識と熱意を有する)人に出逢ったことがない」と驚かれます。これは私が広範囲な知見を有するというより、何十年と勤務し立派な役職に就いていた方も、自分の力で起業するというのは未知の世界の話であるということでしょう。
 
 我が国の全企業に占める中小企業の割合は99.7%です。中小企業が活性化しないと日本全体の経済が好転しません。資源も資金も人員も限られている小規模事業者は、大企業と徹底した差別化を図り、顧客に対して個別具体的な提案型の事業を行うことにより高付加価値、高収益になるよう努力すべきです。
 
 そのためにまず顧客ターゲットを絞り込んでみましょう。
 中小企業はリゾートやショッピングモールのように老若男女すべてを満足させることはできませんから、どの地域、性別、年齢、職業、家庭環境の顧客に訴求していくかを決めることにより、限られた企業の資源を有効に活用できます。
 
 さて、今年の3月に北海道と本州を結ぶ寝台特急トワイライトエクスプレスと北斗星が運行を終了しました。
 運行終了日が近付くにつれて列車のチケットがオークションで100万円以上の値段で取引されていると報道されました。
 私も両列車に3月に乗ってきましたが、最後に寝台特急に乗ったのは25年前で、近年は毎月飛行機で旅行をしていますから鉄道のことなど忘れていました。先日のセミナーでフランス料理のフルコースを楽しみながら個室で移動できる魅力を語り「寝台特急に乗ってみたいか」を訊ねたところ、百数十人で興味があるのは私1人でした。

 100人に1人しか顧客がいない市場と聞くと極めて閉鎖的なように思えますが、その1人は飛行機よりはるかに金銭を消費するわけですし、わずか1%の市場でも旭川市全体では3,450人の見込みの顧客がいることになり、全国では120万人という決して無視できない市場が生まれます。
 
 消費者は「安くて早くて便利」だけを求めているわけではないので、中小企業は「雰囲気やムード」「おもてなし」「新たな価値観」を提供することによりニッチな市場で大活躍できるはずです。
 さらに首都圏をはじめとして「北海道産」には絶大な信頼と憧れがあり高価格でも購入しますから、「北海道ブランド」を道外や海外の顧客に対してアピールすることにより、北海道の企業の繁栄、北海道の発展に繋がる道もありそうです。

奈良井宿と、妻籠宿と、馬籠宿と。 奈良井宿の夜景も。

長野県の木曽路・中山道の宿場町、奈良井宿、妻籠宿、馬籠宿です。
江戸の日本橋から京都まで約530kmの中山道は、東海道より距離は長いものの川や海を越える必要がないため、女性をはじめ多くの旅人が中山道を選んだといわれています。

木曽路・奈良井宿の夜景

奈良井宿は、長さ約1kmに及ぶ現存する日本最長の宿場町で、江戸時代からの問屋や旅籠などが良い状態で保存されており、文化庁の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。
往時は「奈良井千軒」と呼ばれるほど賑わったようで、現在も街道の両側に古の建物が延々と迫る姿は圧巻と言えます。
宿泊した旅館も往時は炭問屋だったようですが、推定築280年とされ、奈良井宿特有の吹き抜け式の間取りが見られます。

奈良井宿の夜景


奈良井宿近辺では長野県特産のそばや五平餅を提供するお店のほか、特産の木曽ヒノキを使用した漆器や曲物を売るお店が多くあります。
昼間は観光客がひしめく通りも、夕刻や夜明け前は静まり返ります。
奈良井宿の夜景として、上の2枚の写真は同じ場所から撮影したものですが、広角レンズ(写真上)と望遠レンズ(写真下)の特性の違いにより雰囲気も違って見えます。望遠レンズで捉えたほうが圧縮感がありますね。

木曽路・妻籠宿

妻籠宿は、日本で最初に重要伝統的建造物群保存地区に指定された地区で、地域住民が早くから「売らない・貸さない・壊さない」という3原則のもと、街並み保存活動を展開してきました。
そのため、街道筋の建物群も非常に良い状態で保存されています。
日本でもっとも人気のある歴史的な街並みといえるでしょう。

木曽路・馬籠宿

馬籠宿は、急峻な山の斜面にある宿場町で、実際に訪れるとよくこんな山奥に街が開けたものだと驚くものです。
宿場内の建物のほとんどは大火で焼失しましたが、往時の街道らしく復元されています。
石畳のある坂の宿場町というところも馬籠宿の特徴であり、変化に富んだ街の風景は規模は小さいながらも楽しむことができるでしょう。