槍ヶ岳 厳冬期の槍ヶ岳の空撮

槍ヶ岳・厳冬期の空撮

昨年8月からの日本アルプスの空撮がひと段落しました。

温暖化の影響か、毎日天気図を見ていてもなかなか雪が降らず、雪山を撮影できるようになったのは1月に入ってからでした。

雪の中山道の宿場町や忍野からの富士山も撮影したかったのですが、今季は結局まとまった雪が降らず、雪に埋もれる昔の写真が嘘のようです。

かつて豪雪地帯だった中部や北陸、南東北の都市部では、もう雪景色は見られないかもしれません。
年に1~2回、どっと積もったとしても、気温が高いので、日の出とともに消えてしまいます。
そして、あと20年もすれば、北東北や北海道でも雪景色は珍しい現象になるかもしれません。

100年で1~2度の気温上昇ならば大したことがないような気もしますが、現実には、雪景色や珊瑚礁、紅葉など、多くの景色や景観が失われていくことでしょう。
とりあえず、日本の原風景を記録していきたいと思います。

☆。.。・゜☆。.。・゜☆。.。・゜☆。.。・゜☆。.。・゜


※槍ヶ岳(中央) セスナ機より空撮

天を突くような槍ヶ岳と荒々しい岩壁の穂高岳は、日本の好きな山ランキングで毎年1、2位を争う山です。

銀山温泉 厳冬期の雪明かりの夜景

銀山温泉・冬の雪夜景

山形県尾花沢市にある銀山温泉は、テレビドラマ「おしん」の舞台になったり、一部では「千と千尋の神隠し」のモデルではないかといわれています。

温泉街自体はこじんまりとしていますが、大正時代に建築された木造三層、四層の旅館群が銀山川を挟んで両側に並ぶさまは圧巻です。

日本全国に木造三階建ての旅館はいくつかありますが、これだけ良い状態でいくつも保存されている地域は日本でここだけです。

いつの季節もよいですが、冬の豪雪期に囲まれた温泉街はひときわ美しく、2月はどこの宿も繁忙期で宿泊予約を撮ることが難しい状態です。

積雪地域は冬の集客に難儀するものですが、雪を逆手にとった新しい観光のかたちを模索してほしいものです。

※山形県尾花沢市・銀山温泉

山形県・銀山温泉の夜景 ニッポン人には、日本が足りない。

山形県・銀山温泉の夜景

山形県の尾花沢市の山奥にある銀山温泉は、大正時代に建てられた木造3階建ての旅館が銀山川を隔てて並びます。




全国に木造3階建ての建物はいくつかありますが、これだけ数が並ぶのは全国でも銀山温泉だけで、日本で唯一無二の風景です。

かつて、「ニッポン人には、日本が足りない。」というコピーとともに碧い眼の女将が一躍有名になったところです。
ただ、ホスピタリティや対応の悪さは昔と変わらないようで、クチコミサイトでも散々な評価です。



もともと、山形県内でもこの地域は非常に保守的で、あまり笑顔を作っておもてなしをする習慣はなく、山形弁に見るように単語は短く、言葉少なです。
それが、他地域から来た観光客にとっては物足りないのでしょう。



もっとも、銀山温泉には安宿は一切なく、一部屋最低3万5千円ほどするのですから、おもてなしに期待するのはやむを得ません。

おもてなしが、日本の心であることは間違いないのですから、地域性を考慮しても、もっとニッポンらしいおもてなしを心がけてほしいものです。

来月には、数年ぶりに銀山温泉に投宿しますが、多少なりとも改善されていることを期待しています。
もっとも、電話受付が毎回外国人なので、あまり期待できませんが・・・。

銀山温泉よ、ニッポンを取り戻せ!

※山形県尾花沢市・銀山温泉

奈良井宿の夜景~夜明けの奈良井宿

奈良井宿の夜景・奈良井宿の夜明け

今月2回目の長野県・奈良井宿へ。
道路に少し雪が残っています。

もっとも、数十年前であれば豪雪地域の奈良井宿あたりは、冬の季節はすっぽりと雪で覆われていたはず。

北海道を除いては、全国的に年々小雪の傾向が強まり、かつての豪雪地域でも年に数回しか雪が積もらないという地域も少なくありません。

このペースで温暖化が進むと、2~30年後には本州では雪景色を見ることができなくなるかもしれません。

地域住民にとっては厄介な雪ですが、夜の宿場町に彩りを添えるのに大いに役立っていますので残念なところです。

奈良井宿の夜景・夜明けの奈良井宿


※長野県塩尻市・奈良井宿

世界遺産・紅葉シーズンの白川郷の合掌造り集落

世界遺産・紅葉シーズンの白川郷の合掌造り集落

世界遺産に指定されている白川郷の合掌造りの建物です。
掌(てのひら)と掌を合わせた形のような屋根をしているので、合掌造りと呼ばれています。

豪雪地帯なので、屋根の勾配を強くすることにより、雪が自然に落ちるよう設計されています。

周囲には鮮やかな紅葉をする樹木は少ないものの、秋の優しい太陽の光のもとで輝く茅葺の屋根は、また美しいものです。

※岐阜県・白川郷